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高い付加価値を創出し、
地域の経済成長を牽引します。

山陰酸素グループ 会長

並河 元

山陰酸素グループのホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。当グループは同系列資本の3業種10社2組合で構成しております。売上高は721億円(2024年3月期)、構成比はエネルギー関連33%、自動車関連24%、食品関連43%となっており、総人員数は1,578名となります(2024年4月時点)。

当グループは、生活や産業にとっての必需品を提供し、地域と共に歩んでまいりました。「わたしたちは、総合力で地域を支え、生活(くらし)に豊かさを提供し、輝きのある未来に向かって共に前進します。」という企業理念は、我々の決意をあらわしています。今後も、その姿勢が変わることはなく、地域の課題に共に挑み、地域の皆様から求められる役割を果たしていく所存です。

また、2032年までのビジョンとして、「幸せをめぐらせるグループになる」と掲げています。「働く人」と「地域社会」の間に幸せを「環(めぐ)らせる」ことで持続可能なグループを目指します。

具体的な取組としては、エネルギーグループでは、CVC(コーポレート・ベンチャーキャピタル)推進室を設置し、スタートアップへの出資を通じ既存事業の強化とリソースを活かした新規事業創出に取組んでいます。また、自動車グループでは、免許を返納された方などが、近距離移動に活用できるパーソナルモビリティ「WHILL」の取扱いを開始。モビリティを通じて総合的に地域の移動を支えてまいります。食品グループでは、2024年4月にさんれいフーズが子会社2社と統合し、総合食品企業として新たに歩みはじめました。「食の幸せ」をパートナーと共に創り、多くの皆さまにお届けしつづけてまいります。

今年度、グループ内部での標語を「英断。決める、絶つ、実行する。~Decide for Ourselves~」といたしました。誰もが抱える問題を先送りにするのではなく、従来からの仕事を思い切ってやめる、変えていく。我々一人ひとりがそのような決定プロセスに参画することで、地域へ新たな価値を届け、持続可能な社会づくりに貢献できると信じています。

今後とも当グループをご愛顧いただきますようお願い申しあげます。

2024年4月

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